サッカーチームユニホーム裁判問題
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サッカーのチームユニホームが裁判にまで発展してしまったという事例を紹介してみます。
かつてサッカー日韓W杯にてカメルーンがノースリーブ型チームユニホームの着用を禁止された・・・ということがありました。
今回の裁判の件もまたもカメルーン関連だったりします。
04年アフリカ選手権においてカメルーンが着用したワンピースタイプのチームユニホームに対し、FIFAが禁止措置を取りました。
これを受けてカメルーンのチームユニホーム担当のプーマは、200万ユーロを超える損害賠償を求めて、同年7月28日にFIFAを提訴したんです。
この事件ですが、禁止通達を受けたカメルーンは、予選リーグで一度ワンピースタイプのチームユニホームの使用をやめたんです。
しかし、決勝トーナメントで再度着用したことによって制裁を受けているんです。
制裁の内容は厳しいものになり、20万スイスフランの罰金、ドイツW杯予選にてカメルーンの勝ち点6剥奪でした。
なぜ一度やめた禁止チームユニホームを再度着用したかについては、カメルーンのサッカー協会の腐敗が囁かれているのだとか。
たとえば、協会の幹部がチームユニホームを使うことでメーカーに対し金をせびったという説。
選手にW杯出場ボーナスを支払いたくないので、勝ち点剥奪のペナルティを想定し、W杯出場を意図的に不可能にした、といった説です。
しかし、FIFAも勝ち点の剥奪は一種のブラフだったようでして、その後、罰金だけを残して処分を撤回しているんです。
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